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犬が亡くなった時最初にすることは?安置方法・火葬の流れ・費用・必要な手続きまで徹底解説

横たわる大型犬の傍に寄り添う女性 葬儀関係

愛犬が亡くなった時、深い悲しみの中で「何から手をつければいいのかわからない」と戸惑う方は少なくありません。

犬は単なるペットではなく、毎日の散歩を一緒に楽しみ、家族の帰りを迎え、長い時間を共に過ごしてきた大切な存在です。そのため、突然の別れでは冷静に判断することが難しくなるものです。

しかし、犬が亡くなった後は、体を適切に整えて安置すること、火葬方法を選ぶこと、自治体への手続きを行うことなど、限られた時間の中で対応すべきことがあります。

また、犬の場合は小型犬から大型犬まで体格差が大きく、犬種によって火葬費用や安置方法、必要な準備にも違いがあります。

この記事では、犬が亡くなった時に最初にすることから、安置方法、火葬の種類や費用、犬特有の注意点、必要な手続き、火葬後の供養方法まで詳しく解説します。


犬が亡くなった時に最初に確認すること

愛犬が動かなくなった時、まずは本当に亡くなっているかを確認しましょう。

高齢犬や病気を抱えていた犬の場合、呼吸や心拍が非常に弱くなり、一見すると亡くなったように見える場合があります。


呼吸をしているか確認する

犬の胸やお腹が上下しているかを確認します。

また、鼻先に手を近づけて息を感じる方法や、鼻の前に薄いティッシュを置いて動きを確認する方法もあります。


心拍を確認する

犬の胸部分に手を当て、鼓動があるか確認します。

ただし、心拍の確認は難しい場合もあるため、判断に迷う場合はかかりつけの動物病院へ相談しましょう。


亡くなったことを確認したら体を整える

犬は亡くなってから数時間ほどで「死後硬直」が始まります。体が硬くなる前に、できる範囲で自然な姿勢に整えておくことが大切です。

具体的には、

  • 前足と後ろ足を軽く曲げる
  • 横向きに寝かせる
  • 目や口を優しく閉じる

といった対応を行います。

特に大型犬の場合、体が硬くなると移動や棺への納棺が難しくなるため、早めに姿勢を整えておくと安心です。


犬が亡くなった後の安置方法

火葬までの時間は、愛犬との最後のお別れをする大切な時間です。

適切に安置することで、姿をきれいな状態で保ちながら落ち着いて見送ることができます。


体をきれいに整える

まずは愛犬の体を優しく整えます。犬は生前、散歩や外遊びをする機会が多いため、足元や毛に汚れが残っている場合があります。

以下のようなケアを行いましょう。

  • ブラシで毛並みを整える
  • 目や口周りを湿らせた布で拭く
  • 足裏の汚れを落とす
  • 毛が乱れている部分を整える

ただし、亡くなった後にシャンプーをしたり、水で全身を洗ったりすることは避けましょう。体温低下や状態変化につながる可能性があります。


ペットシートやタオルを敷く

犬は亡くなった後、筋肉が緩むことで尿や体液が出る場合があります。

これは自然な現象であり、苦しんでいるわけではありません。

安置する場所には、

  • ペットシート
  • バスタオル
  • 防水シート

などを敷いておくと安心です。


保冷剤で体を冷やす

犬の遺体を安置する際は、温度管理が重要です。特に夏場や大型犬の場合、体の変化が進みやすいため、早めに冷却する必要があります。

次の場所を中心に冷やしましょう。

  • お腹周辺
  • 背中側
  • 首周辺

保冷剤やドライアイスは直接体に当てず、必ずタオルなどで包んで使用しましょう。


犬の体格による安置時の注意点

犬は犬種による体格差が非常に大きいため、安置方法にも違いがあります。

小型犬の場合

チワワやトイプードルなどの小型犬は体が小さいため、自宅で安置しやすい傾向があります。

ただし、体が小さい分、状態変化にも気付きにくいため、室温管理には注意が必要です。


中型犬の場合

柴犬やビーグルなどは、小型犬より体格が大きく、冷却範囲も広くなります。

お腹周辺を中心にしっかり冷やすことが重要です。


大型犬の場合

ゴールデンレトリバーやラブラドールなどの大型犬は、次の様な特徴があります。

  • 体重が重い
  • 移動が大変
  • 安置スペースが必要

自宅での移動が難しい場合は、早めに火葬業者へ相談することも選択肢になります。


犬の火葬までの流れ

犬の火葬は、一般的に以下の流れで進みます。

1. 火葬業者を選ぶ

まずは火葬方法や費用、対応内容を確認して業者を選びます。料金だけで選ぶのではなく、愛犬を丁寧に扱ってくれる業者か確認しましょう。

  • 個別火葬に対応しているか
  • 返骨できるか
  • 拾骨できるか
  • 追加料金が発生しないか
  • 大型犬に対応しているか

2. 火葬方法を決める

犬の火葬方法には主に3種類あります。


個別火葬

愛犬だけで火葬する方法です。

遺骨を手元に戻したい方や、最後のお別れを大切にしたい方に選ばれています。


合同火葬

複数のペットと一緒に火葬する方法です。

費用を抑えやすい一方、遺骨を返してもらえない場合があります。


訪問火葬

専用車両で自宅近くまで来てもらう方法です。

大型犬の場合、移動の負担を減らせるメリットがあります。


犬の火葬費用はいくら?サイズ別の目安と料金が変わる理由

犬の火葬費用は、犬の体重や火葬方法、返骨の有無などによって大きく変わります。

特に犬は小型犬から大型犬まで体格差が大きいため、猫や小動物と比べても料金差が出やすい傾向があります。

一般的な目安としては以下のようになります。

犬のサイズ体重の目安火葬費用の目安
小型犬〜5kg程度15,000円〜30,000円程度
中型犬5kg〜20kg程度25,000円〜50,000円程度
大型犬20kg以上40,000円〜80,000円程度

※料金は地域や火葬方法、業者によって異なります。


小型犬の火葬で注意したいこと

チワワ、トイプードル、ポメラニアンなどの小型犬は、体が小さく火葬費用も比較的抑えられる傾向があります。

一方で、骨が細いため、火葬後の拾骨では丁寧な取り扱いが必要です。また、犬種によっては毛量が多く、火葬後の状態にも違いがあります。

大切な遺骨を残したい場合は、次の項目を確認しておくと安心です。

  • 個別火葬に対応しているか
  • 拾骨ができるか
  • 小型犬の火葬経験があるか

大型犬の火葬で注意したいこと

大型犬の場合、小型犬とは体の大きさによる違いから、以下の点に注意しましょう。

  • 火葬炉のサイズ
  • 搬送方法
  • 火葬時間
  • 料金設定

また、自宅から火葬施設まで運ぶことが難しいケースもあります。

そのため大型犬の場合は、

  • 訪問火葬を利用する
  • 自宅まで引き取りに来てもらう
  • 大型犬対応の設備がある業者を選ぶ

といった選択肢を検討しましょう。


犬の火葬で入れられるもの・入れられないもの

犬との思い出は、首輪やリード、おもちゃなど日常生活の中にたくさんあります。

「最後に一緒に持たせてあげたい」と考える飼い主も多いですが、火葬炉の安全や環境への影響から入れられないものもあります。

火葬時に入れられることが多いもの

業者によって異なりますが、一般的には以下のようなものが可能な場合があります。

  • 少量の手紙
  • 写真
  • 少量のおやつ
  • 紙製の思い出品

愛犬が好きだったものを添えることで、最後のお別れの時間を大切にできます。


火葬時に入れられないもの

以下のようなものは、多くの場合入れることができません。

  • 首輪の金具
  • リードの金属部分
  • プラスチック製のおもちゃ
  • ゴム製ボール
  • 大量の布製品
  • 電池が入ったもの

金属や化学素材は、遺骨に影響したり、火葬設備の故障につながる可能性があります。首輪やリードは一緒に火葬できなくても、手元に残してメモリアルグッズとして保管する方法もあります。


犬の火葬は立ち会うべき?

犬は人との結びつきが強く、家族の一員として生活していることが多いため、最後を見届けたいと考える方も多くいます。

立ち会い火葬のメリット

  • 最後のお別れができる
  • 火葬前に感謝を伝えられる
  • 拾骨まで参加できる
  • 気持ちの整理につながる

特に、長年一緒に暮らした愛犬の場合、最後の時間を自分たちで見届けることで後悔を減らせる場合があります。


一任火葬が向いているケース

一方で、必ずしも立ち会う必要はありません。

以下のような場合は一任火葬も選択肢になります。

  • 精神的につらく立ち会えない
  • 大型犬で移動が難しい
  • 家族全員が参加できない
  • できるだけ静かに送りたい

大切なのは、飼い主が納得できる方法を選ぶことです。


犬が亡くなった後に必要な手続き

犬の場合、人間や猫などとは異なり、自治体への届け出が必要になる場合があります。

これは犬が「狂犬病予防法」に基づいて登録管理されている動物だからです。


自治体へ死亡届を提出する

犬が亡くなった場合、住んでいる市区町村へ死亡届を提出します。

記入するもの
  • 飼い主の氏名
  • 犬の登録番号
  • 犬の死亡日

提出方法は自治体によって異なりますが、

  • 窓口で提出
  • 郵送
  • オンライン申請

などに対応している場合があります。

期限についても自治体ごとに異なるため、確認しましょう。


犬鑑札や狂犬病予防注射済票について確認する

犬を登録した際に交付される犬鑑札や、狂犬病予防注射済票については、返却が必要な自治体があります。

不要になったからと自己判断で処分せず、自治体の案内に従いましょう。


ペット保険や登録サービスの手続きを行う

手続きが必要なサービスの例
  • ペット保険の解約
  • 動物病院の登録情報変更
  • ペット関連サービスの停止
  • 定期購入していたフードや用品の解約

愛犬が亡くなった直後は精神的な負担が大きいため、落ち着いて少しずつ進めれば問題ありません。


火葬後の犬の遺骨はどう供養する?

火葬後の遺骨については、決まった形があるわけではありません。

愛犬との関係や生活環境に合わせて選ぶことができます。


自宅供養

自宅に遺骨を置いて供養する方法です。

犬は家族との距離が近い存在であるため、自宅でそばに感じながら過ごしたいという方も多くいます。

おすすめの供養方法
  • 写真を飾る
  • 首輪を一緒に置く
  • 思い出の品と一緒に保管する

など、愛犬専用のメモリアルスペースを作ることができます。


ペット霊園へ納骨する

ペット霊園や納骨堂へ納める方法もあります。

定期的にお参りしたい方や、きちんと管理された場所で供養したい方に選ばれています。


遺骨をメモリアルグッズとして残す

近年では、

  • 遺骨カプセル
  • ペンダント
  • フォトフレーム

など、愛犬の一部を身近に残す方法もあります。


犬が亡くなった時によくある質問

Q
犬が亡くなったら何日以内に火葬すればいい?
A

火葬までの日数に決まりはありませんが、適切な安置を行いながら、できるだけ早めに相談することが大切です。

特に夏場や大型犬の場合は状態変化が進みやすいため、早めに準備しましょう。

Q
犬の遺体は自宅で安置できる?
A

適切に冷却管理を行えば、一時的に自宅で安置することは可能です。

ただし、室温や季節によって状態が変化するため、長期間の場合は火葬業者へ相談しましょう。

Q
犬の火葬には首輪を持っていってもいい?
A

首輪そのものを火葬できない場合でも、最後のお別れの際にそばへ置いたり、供養品として残したりすることができます。

Q
犬の火葬証明書は必要?
A

犬の火葬証明書は必ず必要になるものではありませんが、納骨やペット保険の手続きなどで求められる場合があります。

発行可能かどうか、火葬業者へ確認しておくと安心です。


まとめ|犬が亡くなった時は愛犬らしい方法で最後のお別れを

犬が亡くなった時は、大きな悲しみの中で多くの判断をしなければなりません。

まず大切なのは、愛犬の体を整えて適切に安置し、落ち着いて火葬や供養の方法を考えることです。犬は小型犬から大型犬まで体格差があり、犬種によって必要な対応も異なります。

最後のお別れに正解はありません。

散歩をした時間、遊んだ思い出、家族を支えてくれた日々を振り返りながら、愛犬に「ありがとう」を伝えられる方法を選びましょう。

愛犬が最期まで大切にされていたことは、きっと変わりません。

虹の橋を眺める犬と猫の後ろ姿と「虹の架け橋」の文字が入ったロゴマーク

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